平成30年度 東京藝術大学音楽学部・別科入学者選抜試験課題曲について発表されました
スポンサーリンク
木管楽器(フルート)は以下の通り。
選考実技等
第1回
- 音階 全ての調の中より当日指定
- 音感適性検査 ピアノで弾いた音に対して、それぞれの楽器で同じ音を奏する。ただし、楽器によってはこの試験を課さないこともある。
- 課題曲 楽譜を使用していもよい。
(1)A.B.Fürstenau:24 Übungenよりop.125 No.2
(2)S.Karg-Elert:30 Studies op107よりNo.12
(3)J.S.Bach:BWV1013より Sarabande(繰り返し無し、任意の強弱・スラーを付けても良い。trill以外の装飾音を付けてはならない。)
第2回
(1)課題曲 暗譜とする。
F.Kuhlau:Introdakution und Varitationen über ein Thema aus Carl Maria von Weber “Euryanthe” für Flöte und Klavier op.63 (Ver.Ⅰ、Ver.Ⅳはカット)
課題曲には、ピアノ伴奏をつける。ピアノ伴奏者は、本学において用意する。
(2)自由曲 楽譜を使用してもよい。
次の a)~ g)の中より任意の1曲を演奏すること。
a)L.Beio: Sequenza Ⅰ
b)E.Bozza:Image
c)C.Halffter:Debla(6分程度にカットすること)
d)P.Hindemith:8Stückeより1,2,3,5,6,8
e)一柳慧:忘れえぬ記憶の中に
f)S.Karg-Elert:30 Studies op107よりNo.30 Chaconne
g)I.Yuu:EtudenよりNr.5
音楽に関する基礎能力検査
1.筆記試験
a)聴音書き取り(試験時間:約30分)
単旋律(1題)
複旋律(1題)
四声体和声(1題)
b)楽典(試験時間1時間)
和声・楽式等の作曲方法の内容は含まない。
2.実技試験
a)新曲視唱(1題)
歌詞を伴わない初見唱。
b)リズム課題(1題)
副科ピアノ
(1)音階:Hanon No.39 の中から当日指定する。
同一調号による長調と短調
但し速度を♩=100程度以上とする。
(注)長調の音階は繰り返しなし。短調の音階は和声的短音階を1回弾いた後、続けて旋律的短音階を1回弾き、終止形をつけて終わる。
(2)下記のソナチネ、ソナタより1曲を選び、その第1楽章。
Kuhlau:Op.20 No.1,2,3 Op.55 No.1,2,3
Clementi:Op.36 No.2,3,4,5,6
Haydn:Hob.ⅩⅥ/35(C-dur)
Beethoven:Op.49 No.1 g-moll,2G-dur 版によってナンバーが違う可能性があるので注意すること。
Dussek:Op.20 No.1
(1)、(2)とも暗譜とする。繰り返しなし。
平成30年度 東京藝術大学音楽学部・別科入学者選抜試験 試験内容及び課題曲(東京藝術大学より)