日時:2017年11月28日[火] 19:00開演
場所:東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
料金:一般 ¥4,000 学生 ¥2,000
曲目:
武満 徹:声(ヴォイス)/エア
フェルー:3つの小品
ヴィトマン:小組曲
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
公演について
管楽器奏者として今まさに脂の乗り切った状態にあるパユ。このフルート界のスーパースターが、東京オペラシティ コンサートホールのステージで、最初から最後までたったひとり、まさに真剣勝負のオール無伴奏リサイタルを行います。
ベルリン・フィルの首席奏者として、ソリスト級のつわもの達がひしめくこのオーケストラにあってさえ、ステージ中央に陣取るパユから放たれる存在感は本当に特別なものです。またもちろんソリストとして、加えてレ・ヴァン・フランセに代表されるアンサンブル奏者として、現在パユほどに人気と実力を兼ね備えたフルーティストは存在しないでしょう。
パユが今回の無伴奏プログラムに選んだ作品は、このホールに因んだ武満2作品を最初と最後に据えて、バロックと古典からの2曲で近現代の曲をサンドする、シンメトリーな構造になっています。
また、パユ自身も師事したフルート界の偉大な先達、オーレル・ニコレへのオマージュも見え隠れします。武満の2曲はともにニコレのために書かれており、《エア》は武満の遺作でニコレ70歳の記念に書かれ、ヴィトマンの小組曲は、2016年1月に亡くなったこの偉大なフルーティストの思い出に書かれました。ニコレがそうであったように、バロックから現代まで、幅広いレパートリーを誇るパユ。この挑戦的ともいえるプログラムを引っ提げて、休憩なし70分一本勝負に挑みます。
https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=8032