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管の厚みと音色の関係
管体の厚さは、現在、現標準的な銀製の楽器で、0.38~0.4mmとなっています。
以前は、0.35mm、あるいは、もう少し薄いものが主流でした。
しかし、徐々に、厚いものが求められるようになり、
現在は、0.38~0/4mmとなっています。
管が薄いと、広がり感のある美しい響きが生まれます。
管が厚くなると、力強く、遠くまでストレートに音が届くようになります。
時代とともに、フルートの音色に対して求めるものが、変化してきている証です。
広い会場でも、
より重厚に、よりストレートに音が届くことが要求されるようになってきたのです。
これは、演奏する会場が広くなってきていることと、
オーケストラで使われている他の楽器でも同様の傾向があるからだと考えられます。
同じ機種でも、管体の厚さにより、その吹奏感、音色感は、かなり違ってきます。
選択できる場合は、
ぜひ試奏して、より自分の感覚にフィットするものを選びましょう。