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倍音練習
美しい音色の源は低音域
倍音を自在にコントロールすることで、
フルートの美しい音色を手に入れることができます。
フルートの中音から上は、低音域の倍音でできています。
低音域の音が本体。
中・高音域が影。
そう、フルートの音色を決めるのは、低音域です。
ですから、美しい音色を手に入れるためには、
低音をしっかりと響かせることと、
その響きをそのまま中音、高音にのせることが必要です。
倍音練習の方法
そのために、倍音の練習を取り入れましょう。
低音のe音(ミ)の運指で、
中音のh音(シ)の音を出します。
同じように、
低音のf音(ファ)の運指で、
中音のc音(ド)の音を出します。
このとき、倍音の運指を使っている音と、本来の運指の音の、
「音色」と「音程」が可能な限り近づくポイントを探しましょう。
そのポイントが、本来楽器が持っている、音が美しく響くポイントです。
どんな時も、そのポイントで音を響かせましょう。