flute-flute.net

フルートの基本から大切なことまで

アパチュアとエッジの距離

calendar

スポンサーリンク

エッジとアパチュアは、近く。

これが、原則です。

しかし、
近く吹くことに、抵抗を感じるフルート吹きは多いのです。

それは、
近く吹くと、音が細く、音量が小さく、音程(ピッチ)が低くなるから。

楽器を内側に回しすぎると、音程(ピッチ)は低くなりますが、
音が細く、音量が小さくなってしまいます。

ですから、楽器を内側に回す以外の方法を実行しなければなりません。

その方法は、二つあります。

エッジで息を2等分する

息がエッジに当たって、
中に入る息と、外に出る息が、
ちょうど半分になる角度で音を出すようにしましょう。

 

できるだけ近くから息を当てる

あごと唇、息を出す方向を調整して、
できるだけ近くから息を当てるようにしましょう。

そのためには、両唇をやや前に寄せていきます。

 

エッジを自分に向かってかぶせていくのではなく、自分が近づいていく。

近くから息を当てて、2等分がキープされていれば、音は豊かです。
音程(ピッチ)も必要以上に下がりません。

音色は、きりりと引き締まり、
輝きがあります。

音量は、豊かで、遠くまでくっきりしたまま届きます。

「息がエッジで2等分される関係を守って、なるべく近く吹く。」

恐れずに挑戦してみましょう。

どんどん試行錯誤してみましょう。

その取り組みをとおして、
美しい音色に近づいていくことができます。

この記事をシェアする

folder 姿勢

身体の使い方
構え方
上手な持ち方
more...

folder ヴィブラート

ヴィブラートのかけ方
more...

folder タンギング

タンギング
more...

folder 暗譜

暗譜について
more...

folder 楽器について

管の厚みと音色の関係
Eメカニズム
ドローンとソルダード
more...

folder フルートメーカー

フルートメーカー3
フルートメーカー2
フルートメーカー1
more...