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低音を美しく響かせる吹き方 1
低音域を美しく響かせて吹ければ、フルートを吹くことがより楽しくなります。
初めのうちは、芯のない、すかすか、ぼわーっ、とした音になりがちです。
うまく出せない場合の典型的な状態は次のようなものです。
オクターブ上にひっくり返ってしまうのが怖くて、
アパチュアを広げて、空気をゆっくり、ゆっくり、そろーりと入れる。
すると、息を出し始めてから、0.5~1秒くらいたってから、ほわーっと音が出る。
息は中音域よりも、さらに続かない。
フルートを手にして間もないときは、
誰もがこのようなことを経験します。
低音を美しく響かせることは、フルートで一番難しいことの一つです。
でも大丈夫。
次のことに注意して練習すると、
低音を自分の思いどおりに響かせることができるようになります。
息の抵抗を保つ
アパチュアを必要以上に広げすぎないように気をつけましょう。
息のスピードをゆっくり
息は圧力を保ちながらゆっくりと使いましょう。
身体の力、指の力を抜く
身体の力からではなく、息のエネルギーから音がうまれます。
自分の音を良く聞いて、
一番響きが深くなる息づかいを見つけましょう。
低音が響くようになると、フルートを演奏する楽しさが倍増します。