スポンサーリンク
チューニングの正しいやり方を確認しよう
フルートは、頭部管を抜き差しすることでチューニングを行います。
基準となる音は、オーケストラでは中音のラ、吹奏楽では、中音のシ♭が一般的です。
では、チューニングの正しいやり方を確認しましょう。
1 一番響く音で吹きましょう。
2 チューナーで音程を確認しましょう。
3 高ければ頭部管を数ミリ抜き、低ければ頭部管を数ミリ入れましょう。
チューニングの時に気をつけること
一番響のある音で音程の確認をしましょう。
響のない音で音程を「合わせよう」としないように気をつけましょう。
また、合わせようとして、楽器を内側、外側に回してしまうことにも気をつけましょう。
自分にとって一番良い音を出して、あくまでも頭部管の抜き差しで合わせましょう。
頭部管を抜く長さは、25度の室温で基本的には3〜5mmです。
どんなに高くても、1cm以上抜かないようにしましょう。
それでも合わない時は、奏法そのものに原因があります。
次のことをチェックしてみてください。
高い場合
歌口を下唇で覆う割合は30%になっているか。
息が速すぎずていないか。
低い場合
歌口を下唇で覆う割合は30%になっているか。
息が遅すぎていないか。
これらの条件が揃っていると、必ず正しい音程の美しい音がでます。
初めてフルートを手にした時から、
めざすのものは、美しい響きと正しい音程が両方ある音です。