フルートを吹くとき、アンブシュアとあごは動かして良いのでしょうか。
それとも、まったく動かないようにした方が良いのでしょうか。
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アンブシュアとあごは動かして良いです。でもほんの少しだけ。
あごは、噛み締めない、前にせり出さない、後ろに引き込まない。
あごにまったく力入れない状態でアンブシュアをつくりましょう。
自分にとって一番自然な場所を基準にして、良い音がでるポイントを探しましょう。
音域によって、ほんの少しだけ動かしてもオーケーです。
ただし、次のことに注意してください。
高音域の時、あごを噛み締めたり、前に張りすぎたりしないこと。
また、唇に力を入れすぎないように。
低音域の時、あごを下ろし過ぎたり、奥に引き込みすぎたりしないこと。
また、唇の力を抜きすぎないように。
アンブシュアとあごは、どの方向にどれくらい動かせば良いの?
これは、人によって違ってきます。
あごの骨格、唇の厚さ、歯並びなどで、変わってきます。
ですから、自分でいろいろなパターンを試してみましょう。
響のある音が出るポイントを探していきましょう。
その時も、あごとアンブシュアは、一番自然な状態でいること。
動いても大丈夫ですが、なるべく動きの幅が少なくなるように工夫してください。
アンブシュアとあごは、跳躍の時でも、ほんの少しの動きで対応できるようにすることが、
美しい音への最短コースです。