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フルートは、中音のミ(e音)が、簡単に音がひっくり返ってしまいます。
中音のミ(e音)を響ある音で吹く方法は?
原因はほとんどの場合、次の二つのうち、どちらか一つ、
あるいは、両方が関係しています。
それは。
- 歌口を唇でふさぎすぎている。
- 息のスピードが速すぎる。
歌口を唇でふさぎすぎている。
下唇が歌口をふさぐ割合は、約3分の1です。
たくさんふさぐと、音が出やすいと感じる時もあると思います。
でも、ふさぎすぎると、音がひっくり返りやすくなります。
音程も低くなってしまいます。
鏡をみて、下唇が歌口をふさぐ割合をチェックしましょう。
特に、半分以上ふさぐと、響きが細くなり、豊かに響かなくなります。
注意しましょう。
息のスピードが速すぎる。
音がひっくり返らないで出るまで、息のスピードを落としましょう。
アパチュアをほんの少し大きくしてみましょう。
その時、息はおなかから、しっかりと出して、エネルギーをしっかり保つことを忘れずに。
タンギングをていねいにすることも大切です。
舌先で空気を弾くようなタンギングにならないように注意しましょう。
以上のことに注意すると、ミ(e音)は、ひっくり返らなくなります。
その状態で他の音を吹いてみましょう。
すると、他の音も今まで以上に響きのある音が出るでしょう。
ミ(e音)の響かせ方をぜひチェックしてみてください。