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高音をきれいに美しく2

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高音をきれいに美しく2

 

高音を美しく響かせる方法

高音は、どうしても次のような傾向になりがちです。

体と唇に力を入れ過ぎてしまう。息のスピードが速すぎる。
息の量を使い過ぎる。
音程(ピッチ)が高い。
音色が乱暴。
p、ppで出せない。

ですから次のように対処しようとします。

音程(ピッチ)を低くしようとして、
息のスピードを遅くしすぎて、
音が当たらない。

音が当たりやすくなる気がして、
楽器を内側に回しすぎて、
音量が小さくなって、響きがなくなる。

今度は、そうならないように、
息を速くしすぎて、息の量を使いすぎて、
体に力をいれすぎて、
音程(ピッチ)が高く、音色が乱暴になる。

以後、このくり返しになります。

このように、高音を美しく響かせることはとても難しことです。

高音をよりいっそう美しく響かせるために、
次のことを確認しておきましょう。

ぜひ、すべきこと。

お腹から息をしっかり出す。

肩、首、指の力を抜く。

口の中、体の中に、空気の圧力を作る。

アパチュア(唇にできる、空気の出る穴)を、より狭くしていく。

唇を中央に集めるイメージで、アパチュアとエッジの距離をより近くしていく。

逆に、してはいけないことは、次のことです。

息を必要以上に速くする。
息を必要以上にたくさん使う。
唇を横に引く。
体に必要以上に力を入れる。
高音を、
「より少ない息で」
「より楽に」響かせることに挑戦しましょう。

その中から、美しく響くポイントを見つけることができます。

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