ブレスをする場所について、解説しています。
「リズムやフレーズに切れ目」「長い音のあと」についてお話してきました。
今回は、3つめをお伝えします。
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弱拍の前でブレスをとる
ブレスをする場所3つめは、「弱拍の前」です。
フレーズやリズムの切れ目が見つからない。
あるけれど、そこまで息がもたない。
その場合に、弱拍の前でブレスをとりましょう。
とりあえず、小節の区切りでブレスをとるというのは、
正しいことではありません。
もちろん、小節の区切りがブレスをする場所である場合もあります。
しかし、ブレスをするべきではない場所であることの方が、
何倍も多いことを忘れないようにしましょう。
弱拍とは
拍には、強拍と弱拍があります。
基本的に1拍目が「強拍」です。
それ以降の拍が、「弱拍」です。
2拍子でも3拍子でも4拍子でも、同じです。
ですから、息をとる場所は次のようになります。
2拍子であれば、1拍と2拍の間。
3拍子であれば、1拍と2拍の間、または、2拍と3拍の間。
4拍子であれば、1拍と2拍の間、または、3拍と4拍の間。
ブレスをとる場所が見つけられない時は、これらの場所でとりましょう。
弱拍の前でブレスをとると、
ブレスもフレーズの一員と感じられる演奏に仕上がっていきます。