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フルートの材質
フルートが作られている材質は、大きく分けると、木と金属です。
フルートは、その昔、木から作られていました。
現在では、木製の他、洋銀、白銅、銀、金、などで作られています。
木製フルートは、多くの場合グラナディラという木を使っています。
クラリネットも、グラナディラで作られています。
金属製フルートは、洋銀、白銅、銀、金、などで作られています。
材質により、音色の傾向が違います。
洋銀・白銅 → 明るく伸びやかな傾向
銀 → 柔らかく響き、いわゆるフルートらしい音
金 → よりパワーがあり、広いホールでも遠くまで明確に聞こえる
また、楽器の価格の違いは、次の違いによります。
高価な金属の割合が多くなれば、価格が高くなる。
楽器を完成させるまで、人の手作業の割合が多くなれば高くなる。
価格が高いということには、明確な理由がありますね。
洋銀・白銀モデルは安価で、音が出しやすく、初めてフルートを手にする方におすすめです。
高価な楽器が「良い楽器」「吹きやすい楽器」という訳ではありません。
試奏して自分のフィーリングに合った楽器を選びましょう。
試奏できない方は、信頼できる楽器店に相談してください。
材質による音の傾向の違いもそうですが、
きちんと設計されて、きちんと整備されているかということも大切です。
いつも楽器のコンディションに注意していましょう。