フルート演奏における響きのある音を出すための大切なコツ。
それは、誰にでもできることです。
今からお伝えする2点のことは、いつも必ず確認してほしいことです。
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楽器の歌口を30%〜40%下唇でふさいで音を出す
楽器の歌口を3分の1〜5分の2ほど塞いでいる状態を作ってください。
息をそんなにたくさん使わずに響きのある音が出るポイントが見つかるでしょう。
そこは、雑音が少ないポイントでもあります。
このことは、目で見て確認できることです。
ですから、簡単です。必ずチェックしましょう。
歌口を下唇で30%〜40%ふさいでいるかを、鏡を使ってチェックしましょう。
楽器の内側と外側に2等分されるような角度で息をエッジに当てる
息がエッジにあたる角度は、フルートの音色を決定づける大切な要素です。
楽器の内側と外側に2等分されるような角度でエッジに当てる。
この状態を確実につくりましょう。
ですが、これはとても難しいことです。
なぜなら、エッジに息が当たる様子を「目で見る」ことができないからです。
多くの場合、楽器を持って間もない人は、
息が楽器の内側に入る割合が少ないです。
楽器の外に漏れている状態です。
そういう時は、次のようになります。
音にガサガサ、ザーッという空気の音が混じります。
息がすぐになくなってしまいます。
こういう時は、楽器を少し内側に回転させてみましょう。
それでも息が入らなければ、息の向きを少しずつ下向きに変えてみましょう。
ポイントは、楽な息で行うことです。決して強すぎる息にならないようにしましょう。
楽器の歌口を30%〜40%下唇でふさいで音を出す。
楽器の内側と外側に2等分されるような角度で息をエッジに当てる。
この二つをしっかりと守れば、響きのある音を出せるようになれます。