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跳躍練習
毎日の跳躍の練習を取り入れましょう
スケール(音階)とアルペッジョ(分散和音)の練習と平行して、
跳躍の練習を取り入れましょう。
スケール(音階)とアルペッジョ(分散和音)の練習より、
跳躍の練習はあまり練習されていないのが現状です。
それは、練習のパターンがうまく決められないからかもしれません。
スケール、アルペッジョなら、ある程度パターンを決めやすくなります。
跳躍は、どういうパターンで練習するか、
良いパターンをすぐには考えつかない。
だから、日課に組み入れられなくなるのです。
跳躍練習パターンは、
「ソノリテ」などの有名な教本には必ずと言っていいほど書かれています。
毎日少しずつ、確実に取り組みましょう。
跳躍練習の最終目標は、
どんなに離れた音でも、半音隣の音と同じような感覚で、
なめらかにつなげられるようにすることです。
跳躍の幅が広くなって高音域に行く場合、
唇に不必要な力を入れないようにしましょう。
逆に跳躍の幅が広くなって低音域に行く場合、
アパチュアを広げたり、必要以上に息の圧力を弱めたりしないように注意しましょう。
スラーのかかり方を守りましょう。
跳躍をタンギングで補助しないこと。
そして何より、最初から最後まで、すべての音を、良く響いた音で。
この練習を継続すると、
美しい音と、無理のない自然な奏法を、自分のものとすることができます。
がんばりましょう。