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フルートの基本から大切なことまで

フルートをあてる位置(高さ)

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フルートを当てる位置(高さ)

当てる高さが大切

良い音が出る位置を探すことは、本当に難しいです。

位置と言っても、
一番迷うのは、高さについてです。

角度は、フルートの歌口を3分の1〜5分の2ほど塞ぐ角度と決まっています。

だから、迷わなくてすみます。

迷ったら、鏡を見て、歌口を3分の1〜5分の2ほど塞ぐ角度にして、
その中でも、最も良い響きが出る場所を探せば良いわけです。

高さ。

これは多いに迷います。

楽器を持って間もない人の多くは、フルートを当てる位置が高いです。
「フルートは、口で吹く」というイメージが強いからでしょう。

「高い」とは、フルートが下唇の上に乗っている状態をさします。
これだと、下唇でフルートの歌口を半分弱ふさぐことができなくなります。
したがって、ほとんど唇でふさがれていないまま音を出すことになります。

これでは、低音はかろうじて出ますが、中音と高音はまず出ません。
オクターブ下に落ちてしまいます。
さらに、息もたくさん使い過ぎてしまうことになります。
音程は、半音近く高いです。

すべては、フルートをあてる位置が高いことが原因です。

適切な位置

下唇の赤い部分と、皮膚の白い部分の境目に、
歌口の手前のエッジがくる高さにセッティングしましょう。

もちろん個人差はありますが、この高さを基準とすることは、美しい音への近道です。

あとは、微調整しながら、美しい音が響く高さを見つけましょう。

一つ、注意してほしいことがあります。
高さを変えても、フルートの歌口を3分の1〜5分の2ほど塞ぐことは変えてはいけません。

これらに気をつけて練習を続ければ、自分の望む音を出すことができるようになります。

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